YURUMI主催「オープンダイアローグ体験会」を見学してきました。(2回め)
9月1日(日)に都内で開催された、
YURUMIによる
「オープンダイアローグ体験会」
を見学させていただきました。
同イベントへの参加は2回目!
今回も内容をレポートします。
オープンダイアローグって何?
オープンダイアローグがどういったものかは、以前の体験レポート記事にまとめていますので、どんなものか知りたい方は先にこちらの記事をご覧ください。
今回のスケジュール
今回のスケジュールは以下のような流れでした。
アイスブレイクのためのボードゲーム
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座談会
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オープンダイアローグ体験会
アイスブレイクでボードゲーム
今回も参加者同士で打ち解けるために、最初にボードゲームで遊びました。前回と同じ、「ドミニオン」です。
僕もドミニオンに参加させていただいたのですが、他者を邪魔してお金を獲得するカードを乱用していたら、最終的には、そのお金を巻き上げられるという因果応報な結末に!
……と、空気もほぐれたところで、まずは参加者同士での座談会が始まりました。
不登校にまつわる座談会
トークテーマは、不登校当事者における「理想の居場所」または「理想の出口」について。
座談会の発言から、いくつかピックアップします。
現在のフリースクールが抱える課題についての発言が目立ちました。
そろそろオープンダイアローグの体験の時間、ということで座談会は終了。
オープンダイアローグ体験会
当日は体験者が6名。
今回は、3名ずつ、2つのグループに分かれました。
前回の体験会で、オープンダイアローグは
話す人(1名)
聞く人(1名)
観察する人(2名以上)
の役割に分かれるため、最低でも4名必要と書きました。
しかし、一人が「聞く人」と「観察する人」を兼ねることで、3人でも実行できるとのこと。
話すテーマは、
・人間関係での困りごと
・人間関係で心がけていること
のどちらか、と指示がありました。
全体のタイムキーパーは、YURIMIのスタッフさんが務めます。
オープンダイアローグ 1セットめ
グループごとに分かれて、オープンダイアローグ体験が始まりました。
両方のグループを同時に見学するのは大変そうだったので、女性2名・男性1名のグループを見学することにしました。
今回はこのような進行です。
↓
聞く人と観察者の対話(リフレクション)(5分)
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話す人と聞く人の対話(3分)
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3人で感想のシェア(2分)
トークテーマは「人間関係での困りごと」を選んで、話す人が語っていきます。
1セットめでは、観察者の発言で、話す人が「そういう見方もあるんだ、って思いました」と述べていたのが印象的でした。
2セットめ、聞く人を体験してみた
2セットめでは、急遽お願いをして、聞く人として参加させていただくことに。
よって、聞く人、話す人、観察者2名の計4名での進行となりました。
2セットめのテーマは、話す人が「人間関係で心がけていること」を選択。
まずは、僕(聞く人)と話す人との対話の時間が10分。
いざ始まってみると……なかなか質問するのが難しい!
テーマが“心がけていること”なので、話す人が「こういうことに心がけています」と語るとと、「うんうん、なるほど、そうですか」と、そこで会話が終わってしまいそうになるのです。
いろいろ話題を広げようと質問をしてみますが、その答えが話す人の主観であったり、事実であったりするので、その都度「なるほど、そうですか」で終わってしまいそうになるという難しさがあり……。
10分がとても長く感じてしまいまいた。印象として、うまく広がらないままにターン終了。
次は観察者2人のターン。
とは言え、一息休めるというわけではなく、観察者たちの話をしっかり聞かなければいけないので、脳が働きっぱなしです。
そして再び、僕と話す人のターン。
ここでもあまりうまく話題を膨らませることができず……あっという間に3分経過。
4人での感想も、なんとなくフワッとしたものになってしまい、ちょっと申し訳ない気持ちになってしまいました……。
2セット体験したところで、体験会は終了。
参加者の感想
参加者全員で、一言ずつ感想を述べていきました。
2回めを体験した感想
今回は、1セットめを見学、2セットめは聞く人として参加しました。
1回めの体験の記事で、「聞く人が大変なのでは?」という疑問を持ち、今回は聞く人を体験させていただきました。
やっぱり聞く人は少し大変
率直な感想として、やはり聞く人を務めるのはなかな大変でした。
話す人が10分間に積極的に話すことも少ないでしょう。
傾聴スキルよりも、聞き出すスキルがある程度求められるとは思います。
年齢性別問わず、新しい気づきのきっかけになる
今回も参加者の年齢層に幅がありましたが、10代でもポジティブな感想が述べられていました。
はっきりとした悩み事や、なんとなくもやもやしていることが「話す人」となり、自分のリアルを打ち明けようとすればするほど、より多くの気づきが得られるように思います。
やっぱりもう一度見学してみたい
前回と同じ感想ですが、全く違うメンバーでどうなるのか、やはり見てみたいと思います。
YURUMIさんでは、今後もオープンダイアローグの体験会を開催する予定とのこと。
興味のある方はお気軽に参加してみてはいかがしょうか。
まずはYURUMIさんのTwitter、
またはFacebookをチェックしてみてください!